WA203A|取扱製品

製品名

T2FDアンテナ [Broad Band Antenna WA200シリーズ]
WA203A 【同軸ケーブル付属】

製品特徴

●同軸ケーブル5D-2V付属
●7(1.8)~30MHz
●ハイパワー PEP280W仕様
・抵抗体ケース上下に穴を空けた対流放熱方式により小型で高隊電力を実現!
・堅牢で耐熱性に優れたFRPケース!
・高耐電力バランを開発
●HF帯フルバンド対応
●組立済み・調整不要!
●安定したSWR特性
●絶縁ロープ、自己融着テープ付属

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主な仕様

周波数範囲
7(1.8)~30MHz
形式
抵抗負荷式折り返しダイポールアンテナ(T2FD型)
サイズ
8.5m
型名
WA203A
規格
アマチュア無線
入力インピーダンス
公称 50Ω
定在波比
2.0 以下
最大入力電力
PEP 280W
接栓
MJ(バラン)
重量
約1.8kg(アンテナ)約2.6kg(同軸ケーブル)
ケーブル
同軸ケーブル5D-2V 30m (MP-MP)
CATALOG
WA200 Series
付属品

・絶縁ロープ(クレモナロープ)10m(2本)
・自己融着テープ30cm (1本)
・同軸ケーブル 5D-2V 30m 両端MP付(1本)

商品構成内容

外観図

接栓部(コネクター部)/ Connector

■バランコネクタ

M-J Connector

WA200シリーズ・T2FD型アンテナとは?

一般的なアンテナは定在波型アンテナと呼ばれ、アンテナエレメントに給電される進行波と、先端で反射して戻る反射波により生ずる定在波を利用し共振させ効率的に電波を放射します。

しかし周波数帯域は狭く共振周波数の5%程度しかありません。これは共振周波数を外れると進行波と反射波が打ち消しあってアンテナ性能を大幅に低下させてしまうのが原因です。

T2FDは給電点の対称位置で終端することにより、反射波を抑え定在波を発生させないようにしているので共振周波数はありません。このことより進行波型アンテナと呼ばれることもあります。

弊社WA200シリーズもいわゆるT2FD型アンテナですが、最適な終端インピーダンスと独自のハイレシオバランの組み合わせにより、適度な反射波割合を持たせ、より使いやすく設計してあります。ダイポールアンテナと比較すると、ダイポールアンテナの共振周波数においては効率が若干劣りますが、共振周波数以外では圧倒的に優れた特性を持ちます。
WA201は、HF帯フルバンドが連続して送受信使用ができるので、世界中のHF業務無線局や通信社、官公庁等で使われています。1.8MHz~28MHzまで10のアマチュアバンド、その間に数多くある業務通信・放送バンド、一本のWA200シリーズで新しい世界にトライすることが出来ます。

WA200シリーズ

型名 周波数[MHz] 耐入力 インピーダンス VSWR 全長 同軸ケーブル
WA201 1.8~30 PEP 280W 50Ω 2 約25m
WA201A 1.8~30 PEP 280W 50Ω 2 約25m
WA201F 1.8~30 PEP 280W 50Ω 2 約15~25m
WA201FA 1.8~30 PEP 280W 50Ω 2 約15~25m
W202 3.5(1.8)~30 PEP 280W 50Ω 2 約15.5m
WA202A 3.5(1.8)~30 PEP 280W 50Ω 2 約15.5m
WA203 7(1.8)~30 PEP 280W 50Ω 2 約8.5m
WA203A 7(1.8)~30 PEP 1280W 50Ω 2 約8.5m

*()内の周波数は使用可能な周波数。
*WA201F/WA201FAは全長を15~25mの間で自由に設定可能。
*PEP 150W W100シリーズ(T2FD)もございます。
*PEP 500W WAシリーズ(ワイヤーダイポール)もございます。